こんにちはLIGHTです。
本日はORASリーグのKP集計しましたのでS9の環境を簡易考察します。
image




―下記ブログの構成―
・PGLのORASリーグシングルレート使用率トップ12
・ORASリーグシングルレートのKP集計
・環境から減少したポケモン
・S9のリザードンのXY比率
・まとめ
 
PGLのORASリーグシングルレート使用率トップ12
PGLの詳しいデータはこちらから
【ポケモンORAS】高レートを目指して!!シングルレート環境を考察!!【ORASリーグ】
PGLXYシーズン9データ
(2015年4月8日情報)
()内前回の順位
1.ガブリアス→)
2.ゲンガー(→)
3.ガルーラ(→)
4.ファイアロー(→)
5.ギルガルド(→)
6.バシャーモ(→)
7.リザードン(→)
8.霊獣ランドロス(↑9位)
9.ポリゴン2(↓8位)
10.スイクン(↑11位) 
11.ウォッシュロトム(↓10位)
12.クレセリア(→)

ORASリーグシングルレートのKP集計
<下記の情報について>
期間:2015年4月6日~2015年4月11日
参考試合数:100試合
記録時ORASリーグレート1位:2106(4/11 9:30時点)
記録時平均レート:約1976
記録時最高レート:2006
ポケモンの種類:89(前回108)

KP1位から15位のポケモン
KP0411-1

【簡易考察】
♕1位メガガルーラ(KP35)
メガガルーラ
今回の1位はメガガルーラでした。
2位とのKPも6と圧倒的で集計していて本当に多かった印象です。
S8の2300達成構築の影響かメガガルーラを組み込んだ対面構築のパーティーがかなり多く、調整の主流は意地っ張り≧陽気と耐久調整を施した型が多く、グロパンの搭載率は50%超えとS8の43%と比べ7%も増えております。

―対面構築でメガガルーラと一緒に入れられやすいポケモン―
ガブリアス ゲンガー  ギルガルド 霊獣ランドロス マンムー ファイアロー ボルトロス(化身) スイクン キノガッサ ロトム(ウォッシュロトム)など

2位ゲンガー(KP29)
ゲンガーGIF メガゲンガー
2位はPGLのランキング同様ゲンガーでした。
ゲンガーは他のメガ進化ポケモンと比べ襷・命の珠・メガストーンとメガストーンに縛られることもなく、パーティーに組み込みやすい印象です。
催眠術の採用率は全体の15%とS8と比べると素催眠ゲンガーは減った印象です。
ただ、一部で催眠術を搭載した滅ゲン(ハイブリット滅ゲン)が現れたみたいなので注意が必要です。
ギルガルドとセットでパーティーに入れられていることが多く、どちらも対面性能が高いため対面構築のパーティーに入れられていることが多いです。


♕3位化身ボルトロス(KP26)
化身ボルトロスGIF
前回の環境調査時はKP17だった化身ボルトロスですがS9はKP26と大幅に上昇しました。
S8で流行したスイクンや「草結び」を搭載することによりカバルドンの対策として採用されることが多くなり、流行の兆しはありましたが、S9では対面構築の流行でさらに化身ボルトロスの使用率が上昇しました。
パーティーに入れておけば腐りにくく、最低でも電磁波で麻痺をまきSに努力値を振っていないメガガルーラのアシストができることから使いやすい印象です。


4位ファイアロー(KP25)
5位ガブリアス(KP22)ギルガルド(KP22)
ファイアローGIF  ガブリアスGIF ギルガルド(ブレード)GIF
前回同様汎用性の高いポケモンたち。
ファイアロー・ガブリアス・ギルガルドはどんなパーティーにも入れられており使いやすい印象です。
対面構築のパーティーにも入れられていることが多く、流行にも取り残されることのないこのポケモンたちは今後もKP上位にいることが予測されます。
 
【環境考察】ガブリアスの調整案と考察【ポケモンORAS】


7位スイクン(KP19)・8位ジャローダ(KP18)・9位マンムー(KP17)
スイクン  ジャローダ マンムー
スイクンはS8と比べると対策されたためか個体数はかなり減少しましたが、対面構築にも入れやすく、これからもKP上位に残りそうです。
S8後半ではほとんどがゴツメでしたが、瞑想眠カゴ型もまた増えつつあります。
ジャローダもKPを伸ばしておりアタッカーとしてだけではなく、蛇睨みや挑発・威張る・両壁など補助技によるアシスト型のジャローダも多くいます。
中にはゴツメを持ったワンウエポンジャローダもいるみたいです。
対面構築の流行でマンムーもKPを伸ばしました。
特に変わったマンムーは見かけず、スタンダードな襷持ちが一番多いです。



10位カバルドン(KP16)10位リザードン(KP16)

カバルドン  メガリザードンX
S8で流行したカバリザは若干減少したものの、カバリザの構築もまだまだ多いです。
詳細は下記リザードンのXY比率で述べていますが、リザードンはほとんがXでした。



10位メガクチート
クチート(メガ)
S9ではメガクチートを軸としたパーティーもよく見かけました。
詳細は下記まとめで述べますがS8で多かったクレセリアとのセットは減り「クチポリガブ」の形が非常に多くなってます。


KP16位から30位のポケモン
KP0411-2 
22位
カイリュー(KP11) 
カイリュー
カイリュー入りのパーティーが増加。
マルチスケイルにより対面性能が高く、優先度+2の「神速」でおおくのポケモンを縛れるのでパーティーに入れやすい印象です。


ランク外ヒヒダルマ(KP3)+ウォッシュロトム(KP10)
ヒヒダルマ ロトム(ウォッシュ)
KPは3と少ないですがレートでヒヒダルマが目につきました。
高火力から後出しが難しく一貫性を取られると全抜きされます。
スカーフアタッカーが有名ですが、その先入観を利用した命の珠型なども見かけました。
相性補完に優れたミトムとセットでいることが多かったです。


環境から減少したポケモン

クレセリア・ヒードラン・ウルガモス
クレセリアGIF ヒードランGIF ウルガモス
スタンパに入れられやすいクレセドランですが、クレセリアがガルーラの起点にされる??など相手に隙を与えやすいことからクレセリアの採用率が減少。
クレセドランのみならず、クチクレなどのあらゆる組み合わせからクレセリアの姿が消えつつあります。
また、クレセリアの減少に伴いヒードランも減少気味です。
同じくS8で多かったウルガモスも炎枠をファイアローに取られることが多くなったため減少気味です。

バシャ軸のパーティー

メガバシャーモGIF サンダーGIIF ナットレイ
PGLでは上位にいるバシャーモですが、バシャーモ軸のパーティーは減少気味です。
KPがそれぞれバシャーモ11・サンダー9・ナットレイ13と少なく、炎を枠をアローに取られやすいことや、環境に多い化身ボルトロスに麻痺を入れられると機能が停止しガルーラや祟り目ゲンガーに勝てなくなってしまうことが原因かもしれません。
ただ私はS9の最終(ガチ)構築にバシャーモを組み込んだパーティーを使うつもりです。

害悪ポケモンたち
クレッフィ  ピクシー オニゴーリGIF
それぞれKPがクレッフィ3・ピクシー2・オニゴーリ1と害悪要素の強いポケモンは環境に少なめです。
ただし、シーズン終盤に増加する傾向があるので注意。




受けループ
ラッキー グライオン エアームド 
このKP測定中「受けループ」のパーティーは100戦中2回しか見ませんでした
ただし、前回の環境調査時も減少傾向を予測しましたが、S8で受けループで2200を超える強者もいたので対策を切るのは禁物です。


S9のリザードンのXY比率
リザードン
今回からKP集計と同時にリザードン入りパーティーの記録をとっておきました。
リザードンのKP16と集計位数自体が少ないのであまり参考にならないかもしれませんが、KP数をもとにどんなポケモンといたらX/Yになりやすいか分析しておりますのでご覧下さい。
リザードン総数16(不明5)
リザードン(メガX)X(8/11)
KP0411-3

【簡易考察】
集計できた11体の内8体はXでした。
カバルドンやライコウ・化身ボルトロスなどの起点を作れるポケモンと一緒にいたり、スイクンと一緒に入れられていることが多かったです。
特筆すべきは1位のゲンガーでリザXの場合7/8とほぼセットでゲンガーが入れられているため、これからの基準になるかもしれません。(ただしゲンガナンスはほぼYです)
リザードン(メガ)Y(3/11)
KP0411-4

【簡易考察】

Yの採用率は3/11とYの採用率はかなり少なくなっております。
リザY採用者の意見としてリザYでスイクンを見ていることが多く、パーティー全体でスイクンが重そうだったらリザYの可能性があります。
また、時折見かける「身代わり」持ちのリザYですがメガクチートの不意打ち対策として採用されることが多いらしいので相手のパーティーでメガクチートが重そうであれば「身代わり」を警戒した方がいいかもしれません。

リザードン検定用メモ
現レート環境のリザードンは基本的に リザードン(メガX)
ステロや欠伸・電磁波などアシストしてくれるポケモンがいたり、ゲンガナンス以外でゲンガーが一緒にいたらほぼXと断定してよいでしょう。
ただし、相手パーティーがスイクンなどの耐久水ポケモンが重たければ リザードン(メガ)の可能性があります。

※補足
いつも参考にしているブロガーのととさんがリザードンX/Yの識別方法を考察されています。
パーティー60個分のデータをもとにリザードンの見分け方として用いられる「ライコウが重ければリザX」だったり
「マリルリが重ければリザY」などの信ぴょう性も分析されています。
下記にリンクを貼り付けておりますのでリザードン検定の参考書がわりにどうぞ!!

ととのレート奮闘記。
ライボルト(メガ)
リザードンのみわけかた。



まとめ(KPをとってみた感想と環境の移り変わりなど)

流行はガルーラのスタンパから対面構築へ
メガガルーラ
ガブリアスGIF メガゲンガー
ギルガルド(ブレード)GIF スイクン ファイアローGIF
S8で結果を残された構築の影響か、ORASで結論パになりつつあったガルーラのスタンパは減少し、対面構築のパーティーがかなり増えています。
同じ対面構築を使うもよし、対策したパーティーを使うもよし、S9で結果を残すには対面構築の攻略は必須です。

クチクレポリ2×クチポリガブ〇

クチート(メガ)     ポリゴン2 ガブリアスGIF
S9ではメガクチート軸のパーティも多く見られらました。
S8までクチクレポリ2の形が多かったですが、S9ではクレセリアがパーティーから抜かれることが増え、その枠にガブリアスが組み込まれることが多くなりました。

バンドリの流行
バンギラス ドリュウズ
S8の結果を残されたパーティーにも多かったバンドリ+メガ枠(メガボーマンダ)の構築が増加しました。
この構築ではバンギラスが起点を作る特殊型で、ドリュウズで積んで全抜きを狙いますが、一部では鉄壁を搭載し、弱点保険を発動する保険詐欺型のドリュウズもいるので安易に不一致地震などで押されるのは危険です。

メガヘラクロスは最速に注意
メガヘラクロス
S9ではSにかなり振ったヘラクロスが増加している印象です。
準速バシャーモなどは初速だと上を取られ返り討ちにされるので注意です。
ヘラクロス=遅いというイメージは払拭したほうがよさそうです。

以上です。
長文になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回の環境調査は7月頃を予定しております。